皆さんは、長州産業というエコキュートのメーカーをご存知でしょうか。
実際に「実際に使っているけど、詳しいことは知らない…」という方もいらっしゃると思います。
長州産業は「豊かな生活を生み出す会社」というスローガンを掲げ、エネルギー事業を中心に住宅設備等を取り扱うメーカーです。しかし、実は現在長州産業ではエコキュートの製造販売を終了しているのです。そのため、もし急にエコキュートが稼働しなくなってしまったら困りますよね。
ここからは長州産業のエコキュートが壊れてしまったときの対処法や、乗り換えにおすすめのメーカーを解説。この記事を読めば、一部対応しているサポートやより効率的な使用方法が理解できることでしょう。

長州産業とは?
まずは長州産業とはどんな会社なのか、見ていきましょう。
1-1. 長州産業の沿革
長州産業が設立されたのは1980年のこと。当初は住宅関連機器の製造に焦点を絞り、太陽熱温熱器やソーラーシステムの販売を手掛けていました。
そして1987年にはエコキュートの前身ともいえる電気温水器の販売を開始。
1990年に入ってからも組織を大きくしながら、独自の技術を用いて温水器の販売を続けました。
1998年以降は給湯まわりの設備だけでなく、浴室乾燥機やソーラーシステムの販売にも着手。
そんな中、2002年にエコキュートの販売を開始したのです。2006年にはエコキュートの内製化も開始し、メーカーとして本格的な販売に乗り出しました。
しかしその後は、太陽光発電や蓄電システムの事業へと推移していき、現在ではエネルギーに関する設備が主力となっています。

長州産業は2013年にエコキュートの製造販売を終了
長州産業は、2013年にエコキュートの製造販売を終了しています。HPでも、以下のとおり製造販売終了の旨が記載されていました。
“エコキュート:最終型式は2010年(平成22年11月)にて製造販売を終了。”
引用:製造・販売終了および補修用性能部品に関するお知らせ(エコキュート)|長州産業
つまり、もう長州産業製のエコキュートは購入できないということです。
2-1. 部品の保証期間は10年
なお、2021年現在では以前販売された長州産業製のエコキュートに対する、部品交換や修理期間も終了しています。HPでも、以下のとおりサポート終了の旨が記載されていました。
“エコキュート:補修用性能部品の供給は各型式の製造終了後10年。”
引用:製造・販売終了および補修用性能部品に関するお知らせ(エコキュート)|長州産業
つまり、製造終了の2013年から10年が経過した2023年までは修理できる可能性があるということです。
ただし、すべてのエコキュートの型式が2013年に製造停止になったわけではありません。
2011年以前に製造停止になった型式については、2021年現在サポートも終了しているため、他のメーカーに買い替えざるを得ないでしょう。
2-2. 長州産業のエコキュートが壊れたら?
長州産業のエコキュートが壊れたり不調が見られた場合、保証期間を確認しましょう。
契約書等で保証期間が分からない場合は、長州産業に問い合わせてみるのがおすすめです。
修理に関する問い合わせ先は、以下のとおり。お住まいの地域に最も近い支社を選んで、問い合わせてみましょう。
支社・営業所 | 連絡先(電話番号) |
本社 | 0836-71-1033 |
東京支店 | 03-3243-0822 |
大阪支店 | 06-6192-7855 |
東北支店 | 022-287-7122 |
中部支店 | 052-671-3566 |
高松営業所 | 087-815-0756 |
なお、受付時間は9:00から17:00で、土日や祝日および年末年始、夏期休業、ゴールデンウィーク等弊社が指定する休日を除きます。
電話口でエコキュートの型式や購入時期などを伝えれば、サポートの対象かそうでないかがわかるはずです。
なお、もし修理できた場合でも、10年近く使っているエコキュートには寿命が近づいています。
完全に壊れて困る前に、乗り換え先を検討しておくと良いでしょう。

長州産業以外でおすすめのエコキュートメーカー
ここからは、長州産業から乗り換える際におすすめのエコキュートメーカーをご紹介します。
長州産業のサポートが終了したエコキュートをお使いの人や、寿命が近いエコキュートの乗り換え先を探している人は特に必見です。
3.1 パナソニック
エコキュートの中でもメーカーシェア1位とされているのが、パナソニックです。無料保証期間がどの部品についても5年と、長いのが特徴。
さらに商品ラインナップが非常に多く、長州産業で販売していた370L型のエコキュートや、370L薄型のエコキュートもあります。
さらに寒冷地用などといった、地域の特性に適した仕様のエコキュートも。
JIS規格の1つである年間給湯保温効率は「4.0」という非常に高い基準をクリアしており、エコ性能も充実しています。
3-2. 三菱電機
三菱電機も非常に人気のエコキュートメーカーです。
パナソニックと同じく、長州産業で展開していた370L型と370薄型のエコキュートがあります。
また、基本的な給湯機能のほか、浴槽内にマイクロバブルを発生させる「ホットあわー」や、配管を自動洗浄する「バブルおそうじ」といった便利機能が多いのも三菱電機の特徴です。
必要に応じてこうした機能付きの商品を選ぶことで、毎日のお風呂がより快適になるでしょう。
3-3. コロナ
コロナは2001年にエコキュートを開発したメーカーです。そのため、長年にわたり培った独自技術による、安心して使える品質が魅力。
JIS規格の1つである年間給湯保温効率は「4.0」という高水準を達成しており、なおかつユーザーのニーズに合わせた商品展開をしています。
300L型のコンパクトサイズから、460L型の大容量サイズまで。
さらに節水モードや省エネ保温といった便利機能を使いこなせば、電気代も水道代もしっかりカットできるでしょう。

長州産業は太陽光発電システムの会社としておすすめ
長州産業は現在エコキュートの製造販売を行っていません。
そのため、エコキュートを購入または買い替えるなら他のメーカーを検討する必要があります。
しかし、長州産業は現在太陽光発電システムを製造販売しており、エコキュートを使うならこちらも注目です。
4-1. 長州産業の太陽光発電システム
長州産業ではさまざまな太陽光発電システムを開発しています。
太陽光発電システムとは、ソーラーパネルに集めた太陽光を電気エネルギーに変え、家の中で使えるようにするシステムのことです。
導入には初期コストがかかるものの、それ以降の電気代が大幅にカットできることを考えると、非常にお得なシステムといえます。
万が一停電などが起きた場合でも太陽光発電システムがあれば、電気を使って給湯器や家電を動かすことも可能です。
太陽光発電システムがあれば、ガスを一切使わないオール電化住宅の実現もできます。
エネルギーが一本化でき、環境にもやさしくエコな生活を送れる点が魅力です。
4-2. エコキュートとの相性が良い太陽光発電
実はエコキュートは、太陽光発電システムとの相性が良いという特徴があります。
エコキュートは基本的に電気代の安い夜間に沸き上げを行い、タンクに貯めたお湯を順次供給するシステムです。
しかしこのような時間帯によって電気代の変わる契約プランの場合、どうしても日中の電気代が割高になってしまいます。
そこを太陽光発電システムでカバーすることで、1日中電気代を抑えることが可能です。
また近年では売電単価が下がっているため、太陽光発電システムで余った電力を売っても大きく利益を出すのは難しくなってきています。
しかし、発生した余剰電力をエコキュートにあてれば、電気代をカットしながら余剰電力を無駄なく使えてお得です。
なお、日中の沸き上げは気温の低い夜間に比べて熱効率が高く、お得ともいえます。
このように、エコキュートは太陽光発電システムとの相性が非常に良いのです。そのため、エコキュートの各メーカーは太陽光発電システムとの連携に対応した製品を多数販売しています。
よりエネルギーをお得に、そしてエコに使いたい人は、ぜひ長州産業での太陽光発電システムとの併用も検討してみてください。
まとめ
長州産業のエコキュートについてご紹介しました。
現時点では、長州産業で製造販売されていたほとんどのエコキュートがサポートの対象外となっています。
また、修理できたとしても、エコキュートの寿命が来る前に買い替えておくことをおすすめします。
エコキュートの人気メーカーは複数あるため、価格や機能面を比較しながら自分に合ったメーカーを検討しましょう。